スピードと安定：
スノーバイクはスキーやスノーボードに比べ大きな安定性の優位性を持つ。
先ず、ショートスキーを履く事により雪面に接地する部分が増える為その状態に於いても安定性が優れる。
４点で（バイク板２枚　ショートスキー板２枚）有る状態は丁度自転車に補助輪が付いた状態と同じである。

ターン特性：
スキーでは左右２本のエッジによりターンを行うそして、スノーボードでは１本のエッジにより行うのである。
そして､ターン中の安定度はより多い方が優位である。

又熟練度を重ねる事によりターン中はショートスキーをより使用しなくなりターン中はほぼ１本の板に乗ること
によりアグレッシブな旋回特性を生み出す。

１９６４年に１６６ｋｍ/ｈという記録がスノーバイクの生みの親エンゲルベルト　ブレンター氏により作られた。

現在のスノーバイクでの最高速度記録は173ｋｍ/ｈである。これは１９９９年フランス、レス・アルクスでロムアキ・ボービン氏により樹立されたものである。

レース：

１９６４年オーストリアで行われた世界選手権が近代スノーバイクレースの幕開けとなる。現在ヨーロッパ諸国に於いてリーグ戦が行われている。

競技内容としてはスラローム(SL)、 ジャイアントスラローム (RSL)、 スーパーＧ (SG)、 ダウンヒル (AR)、 パラレルスラローム(PSL)とスキー競技と同一である。